未来に向かっていく従生格(じゅうしょうかく)、従財格(じゅうざいかく)、従生財格

従生格(じゅうしょうかく)とは

干支の宿命において、日干から生じていく生星、鳳閣星(ほうかくせい)、調舒星(ちょうじょせい)だけになる命式です。

守護神は生星(鳳閣星、調舒星)、財生(禄存星、司禄星)です。

日干が生じる五行と、日干が尅していく五行になります。

生星が多いので財生となる五行を優先します。財生がない時は後天運に回って来た時でもよいです。

 

私の学んだ自然法算命学の従生格のYouTubeを紹介します。

出典:YouTube89-従生格_P.152-153

 

 

例をあげてみてみましょう。

生 生 生
日 月 年

庚 癸 癸 ⇒ 庚 水 水
子 亥 丑 ⇒ 水 水 水

 

子ー丑 支合して 化水となります。

守護神は甲(亥の中の二十八元)になります。

 

生 生 生
日 月 年

丁 己 戊 ⇒ 丁 土 土
未 未 辰 ⇒ 土 土 土

 

守護神は戊、己になります。

 

生 生 生
日 月 年

甲 丙 丁 ⇒ 甲 火 火
午 午 戌 ⇒ 火 火 火

 

午ー戌 半会して 化火となります。

 

守護神は戊(戌の中の二十八元)です。

 

従生格の特徴

 

未来、将来の人々のために生きる運勢です。

何らかの形である約束事に従うことによって運勢が動き出します。

お金に苦労しないところで生まれてくる人であります。

自分以外の人の面倒をみることによってその人の価値が出る星であります。

大きな運のパワーがあり、伝えることや教えること、精神的分野や健康などを扱う仕事などが適職です。

 

 

従財格(じゅうざいかく)とは

 

干支の命式において、日干から尅していく財星、禄存星(ろくぞんせい)、司禄星(しろくせい)だけになる命式。

守護神は生星(鳳閣星、調舒星)と財星(禄存星、司禄星)です。

日干が生じる五行日干が尅していく五行になります。

生星がある方が望ましいです。

 

私の学んだ自然法算命学の従財格のYouTubeを紹介します。

出典:YouTube91-従財格_P.153-154

 

例をあげてみてみましょう。

生 生 生
日 月 年

壬 丙 丁 ⇒ 壬 財 財
午 午 巳 ⇒ 財 財 財

 

守護神は丙、丁になります。

 

従財格の特徴

 

万民とともに愛情を形成することを役目として生まれた人です。

お金に苦労しないところで生まれてくる人であります。

財と愛情に従って生きる星です。

本人の努力と無関係に財を得る星で、本人はなかなか創意工夫ができないので怠け者になりやすいです。

この人の面倒を見る人の財運があがります。

お金を使ってお金を動かしたり、男女に関係なく財のある人にのみ従う星であります。

 

従生財格(じゅうしょうざいかく)とは

 

干支の宿命において、日干から生じていく寿生(鳳閣星、調舒星)と財星(禄存星、司禄星)だけになる命式。
生星を寿生ともいいます

守護神は生星(鳳閣星、調舒星)、財星(禄存星、司禄星)です。主に少ない方の五行を第一守護神とします。

日干が生ずる五行と日干が尅していく五行になります。

 

私の学んだ自然法算命学の従生財格のYouTubeを紹介します。

出典:YouTube90-従生財格_P.153

 

それでは例をあげてみてみましょう。

生 生 生
日 月 年

乙 戊 丙 ⇒ 乙 財 生
巳 戌 午 ⇒ 生 財 生

 

生と財に囲まれていますので従生財格になります。

守護神は戊、丙になります。

 

従生財格の特徴

 

お金に苦労しないところで生まれてくる人であります。

財と愛情に従って生き自ら努力を重ねる星であります。

本人の努力によって財を得る星であります。

しゃべることでお金になるので、商売やお笑い芸人などが向いています。

 

まとめ

 

未来に向かう従生格従財格従生財格について書いてみました。

三つとも完全格未来格です。日干以外すべて守護神となり、ある意味自分が破格になるので、自分に人や物が寄ってきます。

三つともお金の苦労とは縁遠そうですね。

次回は過去に学ぶ過去格について書きたいと思います。

 

-自然法算命学の教え
-, , , , ,