天干一気格(てんかんいっきかく)の五行別の特徴

天干一気格(てんかんいっきかく)とは

天干がすべて同じになる宿命です。

入格の宿命

 

生 生 生
日 月 年

丁 丁 丁
〇 〇 〇

入格していない:天元一気(てんげんいっき)という

生 生 生
日 月 年

丁 丁 丙
〇 〇 〇

 

性格が単純で、親、兄弟、友人、皆同じように分け隔てない態度で接する。

同盟意識が強まるが、礼儀礼節にかけやすい。

自己の範疇に入らない相手に対しては嫌う。自分の意見に同調しない人間を嫌う。

目上の運を上げる要素があります。

天干が全て同じであるため、気が天に向かい、天干に気が流れます。よって目上トップに気が向かいます。

 

天干一気格の正しい使い方を自然法算命学で学んだので動画を紹介します。

参照元:747 - 天干一気格の正しい使い方

 

天干一気格の守護神

 

天干一気格の守護神は天干五行の相生、洩気(そうしょう、えいき)を調和の守護神とします。

天干一気格は形をなして美となっているため、形あるものを持続させるのが望ましいです。

形あるものを壊さないようにします。

よって守護神は天干の相生、洩気の五行を守護神とします。

 

忌神

 

天干一気格の忌神は天干の干合と七殺となる十干です。

干合は三重干合となり、混乱を引き寄せます。

七殺は格が破れて不安定になります。

 

地支との関係

 

地支に対して最もエネルギーが高い地支にポイントが移り、その地支が安定していると運勢が安定して、その地支が冲動にあうと一気に不安定となります。

 

生 生 生
日 月 年

甲 甲 甲
寅 子 辰

11  7   8

 

甲寅が11点です。寅が冲動、刑、害に合う時運勢が不安定となります。

寅が支合、半会する時新しい出発をすると運勢が安定します。

 

天干一気格の特徴

  1. 天干は貫索星が表出される。人体図にもう一つ貫索星が現れたとしてみる。
  2. 天干すべて自分と同じものが透干してるので、周りの者が全て同じという感覚になる。一族や同じ立場の人を大切にする。
  3. 天干が全て同じ十干となるため、気が天干の代表、年干に向かう。気が目上のトップ、統率する人、父、頂点に向かう。
  4. 天干と相生となる干が回ると良さがでて、相剋する干が回ると悪い面がでやすい。

 

木性天干一気格(もくせいてんかんいっきかく)

 

経済力に恵まれ、経済を主体とした生き方をする。

生 生 生   生 生 生
日 月 年   日 月 年

 甲 甲 甲   乙 乙 乙 
〇 〇 〇   〇 〇 〇

守護神 
火性 水性

 

火性天干一気格(かせいてんかんいっきかく)

 

法律、情報の世界で成功しやすい。新聞記者、事件屋。
時代の最先端を歩む要素があります。
断崖絶壁を歩く運勢、際どいところを歩く要素があります。

生 生 生   生 生 生
日 月 年   日 月 年

       丙 丙 丙        丁 丁 丁  
〇 〇 〇   〇 〇 〇

守護神
木性 土性

 

土性一気格(どせいてんかんいっきかく)

 

温厚、篤実な人である。お人よしな性格である。
組織、集団、時代の中心の存在であろうとする。
物事のまとめ役に向き、特徴がない性格を有する。

生 生 生   生 生 生
日 月 年   日 月 年

 戊 戊 戊   己 己 己 
〇 〇 〇   〇 〇 〇

守護神
火性 金性

 

金性天干一気格(きんせいてんかんいっきかく)

 

闘争の環境に身を置いて、中心人物であろうとする。
軍部、警官、格闘技、警備の世界。
頭領のトップになりづらく、参謀、補佐役に向く。
トップになると自分だけ遊離して部下と離反する。

生 生 生   生 生 生
日 月 年   日 月 年

庚 庚 庚   辛 辛 辛
〇 〇 〇   〇 〇 〇

守護神
土性 水性

 

水性天干一気格(すいせいてんかんいっきかく)

 

行動力はないが思考力のある人である。
習得、学び、研究を続ける世界で才能を発揮する。
深く深く考え、深く深く追求しようとする。
自分で考えたことを実行できない。実践能力がない。
学者、芸術家に向く。

生 生 生   生 生 生
日 月 年   日 月 年

壬 壬 壬   癸 癸 癸
〇 〇 〇   〇 〇 〇

守護神
金性 木性

 

まとめ

天干一気格の特徴や守護神について書いてみました。

天干一気格の人で思い出すのは三浦春馬さんです。

金性天干一気格なので、警察や軍人の役と制服がとても似合っていました。

天干一気格の人はトップになれる人だし、敵にまわるとちょっと怖い人かなと思います。

地支一気格まで書くつもりでしたが、また次回書くことにしますね。

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